店側にゴミ箱の設置や管理義務付け

また条例では、飲食物の販売事業者に対し、ゴミ箱の設置や管理を義務付けています。

条例の施行にあわせ、市は「おたがい箱」と名付けたゴミ箱を無償提供。販売事業者は、自分の店以外で出たゴミも含めて回収しなければなりません。ゴミ箱の設置や管理を怠った場合、『店側に5万円の過料』が科せられることがあります。

取材した店の関係者は、分別されていないゴミが混入しているケースがあり、負担になっているといいます。

店の関係者:
「実際営業が終わったあとに作業しないといけないので、しっかり見ないとペットボトルや缶が入っているので、その分に関してはちょっと大変かなというところはあります」

罰則が付いたポイ捨て禁止条例が施行されて1週間。新たな課題も浮上し、市は地元住民でつくる協議会とさらに周知を図っていくことにしています。