台風14号の影響で、大分県内では強風による稲などの被害が相次ぎ、農林水産業の被害額は12億6500万円あまりに上っています。

県が29日までにまとめた台風14号による農林水産業の被害は2948件、被害額は12億6500万円あまりとなっています。

農業関連では、強風でイネが倒れたり、ビニールハウスが損傷したりする被害があり、被害額はおよそ9億1700万円に上っています。

水産業は、いけすなど養殖用施設の被害などで1億3000万円あまり、林業関連は大規模な林道の崩壊があり、およそ2億1700万円となっています。

市町村別では、佐伯市がおよそ3億3200万円で最も多く、次いで杵築市が1億5300万円、竹田市が1億4100万円などとなっています。