今回は「居酒屋ラーメン」を調査しました。ラーメンを看板メニューにする居酒屋がオープンするなど、いまブームが起きています。

濃厚な豚骨スープと香ばしいニンニクの風味がたまらない至極の一杯。いま、居酒屋で提供されるラーメンが話題を呼んでいます。

JR佐伯駅から歩いて2分程の場所にある「居酒屋食堂ふじ」。もともとは、夜だけの営業でしたが、常連客からの声を受けて提供を始めたランチのラーメンが人気を集めています。

(居酒屋食堂ふじ・藤田直紀店主)「お待たせしました。佐伯ラーメンです」

(小野リポーター)「ニンニクの良い香りが漂ってますね。香ばしい香りがふわっときました今」

店の看板メニューが醤油とんこつがベースの濃厚なスープに中太麺が絡む佐伯ラーメンです。店主の藤田さんが研究を重ね、仕上げたこだわりの一杯です。また、分厚いチャーシューに野菜がたっぷりのとんこつラーメン。甘めの醤油を使うことでまろやかなコクを追及した一品は太麺で、食べ応えも抜群です。

(居酒屋食堂ふじ・藤田直紀店主)「自分がラーメンが好きだったのでなんとか作ってみたいなと思い、独学で勉強して提供し始めました。ぜひ市外の方、県外の方含めてみなさんにぜひ食べにきてほしいなと思います」

(小野リポーター)「続いて向かうのは大分市にある居酒屋です。この店で誕生したしめの一杯が味わえます)

2022年3月、大分市にオープンした「鶏そば萬吉」。店の人気メニューは…

(鶏そば萬吉駅中本店・村岡佑介店長)「お待たせしました萬吉の鶏そばです」

(小野リポーター)「スープが黄みがかった透明ですが…」

(村岡佑介店長)「これが黄金スープです。じっくり時間をかけて煮込んで出しているので、澄んだ黄色です」

鶏ガラに特製ダレをくわえ、じっくり煮込んだ透明なスープ。麺には特注の平打ち卵麺を使用しています。実はこの鶏そば、JR大分駅の近くにある居酒屋「萬吉」でシメの一杯として提供されている人気のラーメンなんです。18年間、多くのファンから愛され、専門店で提供されるようになりました。

(村岡佑介店長)「ここでしか味わえないラーメンに加えて、「萬吉」の良いところも伝えられるお店にしたい。18年経ってやっとオープンできましたが、ここから鶏そばを広めていければいいなと思います」

経験と研究を重ね、届けるこだわりの一杯。幅広い年代を魅了し、人気はさらに高まりそうです。