来年1月に行われる合同チーム東西対抗戦(花園ラグビー場)で、衛藤選手は西軍のメンバー入りが期待されています。

玖珠美山高校ラグビー部 川端隆裕顧問:
「プレーヤーとして十分活躍し、九州のキャプテンを務めたので選出される可能性はあると思います。もしチャンスを手にできたら、もう1個上のステージで思う存分自分の力を発揮して楽しんでほしいと思います」

卒業後は、社会人チームがある県外企業に就職する予定です。学校で友だちと笑顔で過ごす楽しい時間も残り少なくなっています。

(同級生)「優しく親切にしてもらっていて、教科書を忘れたときも太晟くんに借りています」「学校のときはいつも大人しくてギャーギャー言う感じではないんですけど、ラグビーになるとスイッチが入って発言をしまくって頼もしいです」

玖珠美山は1年生の加入で、秋の花園予選に単独校として出場します。部員の確保も難しい中、15人のチームを組めることに喜びをかみしめる衛藤選手。生まれ育ったふるさとへの感謝もプレーで返していきたいと意気込みます。

衛藤選手:
「自分たちが好きなスポーツをいい環境でやらせてもらい、言葉にできないくらい感謝しています。自分たちは地元のヒーロー・ヒロインになるという目標を掲げているチームのエース的な立ち位置なので、チームを引っ張って周りを支えながら一戦一戦大事に勝っていきたい」