家族で動物と触れ合えるイベントが23日、大分市で開かれ、子どもたちが獣医師の仕事体験を楽しみました。

このイベントは、9月の動物愛護週間にあわせて、おおいた動物愛護センターが毎年開催しています。

23日は、ペットのしつけ教室や無料健康相談などがあり、大勢の家族連れでにぎわいました。

獣医師の仕事を体験できるコーナーでは、子どもたちが聴診器で犬の心音を聴いたり、人形を使ってけがの処置に挑戦したりして命の大切さを学びました。

(参加した子ども)「心拍の音が速かったり、遅かったりしておもしろかった」「きょう学んだことで手術体験をしたので大人になったら獣医さんになってみたい」

県内で昨年度、センターが引き取った犬と猫の数は、前の年より29匹少ない1218匹です。センターではこうしたイベントを通じて、動物の適正な飼育について理解と関心を深めていきたいとしています。