身近な犬や猫などのかわいい小動物を描いた作品展が、大分市の県立美術館で開かれています。

この「かわいい日本美術」展は、身近な犬や猫、リスなどの小動物や季節の草花をモデルにした作品を紹介しようと開催されたものです。

会場には、田能村竹田をはじめ、江戸時代から現代にかけて活躍した作家の絵画や工芸などあわせて57点が展示されています。

このうち、大分市出身の日本画家・福田平八郎が1916年頃に制作した「蒐と家鴨三匹」は、水辺に眠る3羽のアヒルが愛らしい表情で描かれています。

(県立美術館学芸員・武関真衣さん)「癒しのほか、かわいいを通して日本美術の魅力というものを感じてほしいと思います」

この作品展は11月26日まで開催されています。