脱炭素社会の実現に向けて、水素を燃料とする「水素コンロ」で調理したメニューが味わえるイベントが21日、大分市で開かれました。

この体験会は次世代エネルギーとして注目される水素の利活用を目的に、大分市の江藤産業が九州で初めて開きました。会場ではプロパンガスと水素ガスそれぞれを使って調理された肉を参加者が食べ比べました。

水素を燃焼すると水が発生することから、蒸し焼きのような味わいになります。(来場者)「やわらかくてめっちゃおいしいです」「水素で調理された方が臭みもなくて、表面がプロパンよりもカリッとしていておいしかった」江藤産業は県内唯一の水素ステーションも運用していて、今後も脱炭素社会の実現に向けて取り組みたいとしています。