パリオリンピック™の競泳で入賞した渡辺一平選手が、大分県別府市で合宿を行い、国民スポーツ大会にむけた意気込みを語りました。
津久見市出身のオリンピアン、渡辺一平選手は、2大会ぶりとなるパリオリンピックに出場。200メートル平泳ぎ決勝でベストタイムに及ばずも6位入賞と健闘しました。
(渡辺一平)「数か月間、本当に自分の中で努力して迎えたオリンピックだったので、その日できるレースとしても最高のレースができたと思っているし、そういった中で8年前よりは悔しさというか悔いはないですね」
今年、国体から名称を変えた国民スポーツ大会がオリンピック後初のレース。故郷・大分県の選手として出場することを決め、10日から別府市での事前合宿に参加しています。

(渡辺一平)「大分県で学んだことをより磨いて槍を鋭くしているというのが自分の中にあるので、今までお世話になった大分県のもとで、少しでも大きい背中でみせられたら良いなと思っています」
4年前、東京オリンピックに出られなかった後も、このプールから再始動した渡辺選手。多くの経験値を積んだからこそ原点に立ち返っています。
(渡辺一平)「僕の中で一番大切にしていることは水泳を楽しむことなので、僕としては個人のレースよりも、みんなでリレーで結果を出せたら良いなと思います」
佐賀で開かれる国民スポーツ大会に県勢は競泳に15人が出場し、渡辺選手は15日の100メートル平泳ぎやリレーなど3種目に出場します。