観光分野でロボットの活用を進めようと、大分県別府市で旅行者の荷物を運ぶ自動配送ロボットの実証実験が行われました。
宮崎市の企業が開発した「hakobase」は自動で走る配送ロボットです。2日はJR別府駅前から350メートル離れたホテルへ旅行者の荷物を運ぶ実証実験が行われました。
このロボットは4輪駆動で安定性が高く、最大100キロまで荷物を積めます。事前にプログラミングされたルートを10分かけて走りました。

インバンドの増加を見据え、大型荷物の自動運搬を進めるのが狙いです。
(Hakobot・大山純社長)「何とかうまくできて安心しています。しっかり実証実験を重ねてより自動運転の精度を上げていきながら、もうちょっとたくさん荷物が乗せられるような構造も開発していきたいと考えています」
開発した企業は今後、遠隔操作システムを実用化し、観光を含めた幅広い分野でロボットの活用を進めたいとしています。