今後の台風の見通しについて、気象予報士大森麻以さんの解説です。

今回の台風のポイントは、強い勢力で県内に接近するおそれがあること、また、動きが遅く、影響が長引くことです。

日本付近の海面水温ですが、台風は海面水温が26.5度以上で発達しますが、九州の南では30度以上と、かなり高くなっています。

改めて進路を見てみます。台風はこのあと、海面水温の高いエリアを通ってくる予想で、発達して、強い勢力で県内に接近するおそれがあります。また、進む速度は比較的ゆっくりで、台風周辺の湿った空気が、流れ込み続けるため、雨の量が多くなりそうです。また、風や波の影響も長く続きそうです。

今の所、大分県内へ最も接近するのは金曜日の予想ですが、その前から警戒が必要です。

早めの備えをお願いします。