神楽をヒントに誕生
漫画に登場する吾子山市職員・河田さんのモデルは、豊後大野市役所に勤めている河野亮さんです。

若杉さんが取材する際、いつも現地を案内しているのが河野さんで、そうした縁から作品にも起用されました。
河野亮さん:
「若杉さんの漫画が好きでファンというところが一番先にあるので…。ファンからしたら自分だけ出るという得なことをしてもらえているので申し訳ないなと感じています」
そして今回の作品は、「神楽」が欠かせない重要な役割を担っています。主人公が子どものころから避けてきた神楽と向き合うことでストーリーは大きく動いていきます。

若杉公徳さん:
「小さい頃から祭りや正月でいつも神楽を見ていたんです。それで取材の際に犬飼町にある黒松神楽の練習を見学させてもらいました。やっぱりおもしろいし、面をつけているのを見て変身ヒーローっぽいなと感じました。そこから神楽でいこうと決めました」
「もともとギャグ多めの漫画を描いていたので、笑えるところは笑いを入れて怖いところはパッと怖いシーンを入れてゾクッとさせられたらいいなと考えながら描いています」
「これまで出落ちの漫画ばかり描いていたが、今回は小出しに謎や正体がわかるような展開にしています。大分の人には大分弁が間違えていたら教えて下さい」
