インターハイ(全国高校総体)の剣道は6日、最終日を迎え、男子個人で明豊の山下剣希が見事優勝を果しました。また、明豊は男子団体で準優勝、女子団体で3位に入りました。
大分市のレゾナック武道スポーツセンターで行われたインターハイ剣道男子個人戦で、決勝まで駒を進めた明豊の山下剣希は、九州学院(熊本)の森凰介と対戦しました。
山下は相手に1本先制されるも、終盤に「面」を決め、1ー1の同点に追いつきます。そして延長戦の末、「胴」を決めた山下が2ー1で逆転し、全国制覇を成し遂げました。

山下剣希:
「1本取られましたけど、応援のおかげで背中を押してもらい、どうにか勝つことができました。地元での応援はとても力になりました」
また、明豊は男女の団体戦でも躍動です。
男子は決勝で九州学院(熊本)と対戦。昨年度の優勝校相手に0ー3で敗れましたが、堂々の準優勝です。

石原稜晟主将:
「春まで結果が出ずに苦しい思いをしましたが、仲間を信じてきたことが結果につながったと思う。チームとして最後は負けてしまいましたが、チームが一つになって戦ってきたので悔いはないです」
女子は準決勝で中村学園女子(福岡)と対戦。接戦となりましたが、大将戦を落とし敗退。3位となりました。