大分県出身の剣士がまたも快挙。パリオリンピックのフェンシング男子フルーレ団体で大分市出身の敷根崇裕選手らが史上初の金メダルを獲得しました。
日本は準決勝で地元のフランスを破り決勝に進出。第1試合の敷根と第2試合の飯村が流れを作り10対7とリードします。
しかし、ここからイタリアの追い上げ、第4試合で敷根が18対20と逆転を許してしまいます。日本の飯村が第6試合で30対28とひっくり返すと、最終第9試合でアンカーとして45点目を奪い勝利。フェンシングは今大会5個目のメダル、フルーレでは男女通じて史上初の金メダルとなりました。
(敷根崇裕選手)「団体戦3日連続メダル獲得そういうプレッシャーがきのうまですごくあって、その中でも金メダル取ることができて本当にうれしいです。ただ団体戦だけでなく個人戦も次は狙っていきたい」
父の裕一さんは幼少期から剣を交えてきた息子の快挙に安堵したと言います。
(父・裕一さん)「ほっとしました。彼の思いをぶつけて思い切り戦うぞという試合をしたかなとは思います。よく頑張ったと労いたいと思います」
フェンシングに出場した県出身の男女3人は団体でそれぞれメダルを獲得し、歴史に名を刻みました。