大分地方検察庁のトップ、検事正に新しく就任した児玉陽介氏(58)が「いかなる犯罪にも毅然とした態度で取り組む」と抱負を述べました。
(児玉陽介氏)「安全安心な暮らしを守り、信頼や期待に応えることができるように大分地検のトップとして全力を尽くしてまいりたい」
25日付けで大分地検の検事正に新しく就任した児玉陽介氏は、宮崎県出身で、1996年に任官し、東京地検特捜部検事や東京高検公判部長などを務めてきました。

就任会見で児玉検事正は、今年6月に日田市で起きた殺人事件など重大事案が発生しているとした上で、「いかなる犯罪にも毅然とした態度で取り組む」と語りました。
また、法改正や新規立法の内容について正しく理解、適用することや証拠を冷静に正しく扱うべきといった検察官としての心構えを述べました。