数十年に1度しか開花しない幻の花「リュウゼツラン」が、全国各地で次々と咲き始めていることがわかりました。

薄黄色の花を咲かせる南米原産のリュウゼツラン。数十年に1度開花して一生を終えるとされていて、全国各地で花が咲き始めています。

このうち大分舞鶴高校にあるリュウゼツランは先週、開花が確認されました。73年前に創立記念として植えられ、これまで繁殖を繰り返してきました。開花したのは今年で4回目です。

(大分舞鶴高校同窓会 永松雄治事務局長)「この花は当時の理科の先生が種から分けて苗を作って関係者に配ったと聞いている。これほど大きくなったのはびっくり」

一方、大分市のかんたん港園でも開花が進んだリュウゼツランがあります。今年は6月下旬に咲き始めましたが、見ごろを終えて25日に伐採されました。

大分舞鶴高校のリュウゼツランは現在、七分咲きとみられていて、あと2、3週間は楽しめそうです。