海外も経験、数々のタイトル
これまで数々のタイトルを収めてきた忠願寺莉桜は、バレーボール一家に生まれました。3姉妹の次女で、父親の貴博さんは元Vリーガー。親戚には日本製鉄堺ブレイザーズに所属する高野直哉がいます。
小学生からバレーボールを始め、大分市にある稙田南中学校時代、「全国都道府県対抗中学大会」(2023年12月)で大分県選抜として準優勝し、最優秀選手に選出。今年2月、イタリアでの国際大会では全国中学生選抜チームのキャプテンを務め、日本を優勝に導くとともに大会のMVPに選ばれました。

中学卒業後は、姉の背中を追って東九州龍谷高校に入学。今年6月には、18歳以下の日本代表に1年生ながら選出。女子U18アジア選手権大会に出場し、決勝で中国に敗れたものの、ベストオポジットに選出されています。

忠願寺莉桜:
「お姉ちゃんが3年生で、自分も1年で入って一緒にコートに立ち、最高の恩返しをしたいという思いで入学しました。今まではスパイクを打ったら絶対決まるっていうボールが多かったんですけど、レベルが一気に高くなったから日々の練習でもっと追い込んでやらないといけないなと高校に入って感じています」
「姉妹として見られるようになり、2人で活躍して感動できる試合をすることが今の目標です。緊張していますが、わくわくしています」