SNS上で知り合った人物から投資話を持ちかけられた、大分市内の40代男性が、今年3月から6月にかけて、1000万円余りをだまし取られたことがわかりました。警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、大分市に住む40代の男性は今年3月、SNSで著名人をかたる投資に関する広告を見つけ、アクセスしました。その後、男性はアナリストやマネージャーを名乗る2人の人物から、投資話を持ちかけられました。

話を信用した男性は、紹介されたアプリに登録、外国株取引などの名目で指定された口座に14回にわたって、ネットバンキングから送金し、あわせて、およそ1080万円をだましとられました。

利益分を出金できなかったことから、不審に思った男性が6月7日、警察署を訪れて被害が判明しました。

警察は、SNSで知り合った相手からの投資話は詐欺の手口だとして、注意を呼びかけています。