将棋の名人戦第4局が19日までの2日間、大分県別府市で行われました。白熱した対局の結果、藤井聡太八冠の初防衛は持ち越しとなりましたが、勝負めしをはじめ、週末の泉都は大いににぎわいをみせました。
別府市を舞台に行われた将棋の名人戦七番勝負の第4局。ここまで3連勝の藤井名人が初防衛を決めるか、それとも豊島九段が一矢報いるか注目の一戦となりました。
大一番を前に2人が訪れたのは「海地獄」。熱泉をバックにリラックスした表情を見せていました。

対局会場を事前に確認する「検分」ではー。
(藤井聡太名人)「ペットボトルのお水ですが、今2本置いていただいてますけど、あしたは1本で大丈夫です」

前夜祭では、防衛がかかる大事な対局に向けて、藤井名人が意気込みを語りました。
(藤井聡太名人)「温泉で疲れを癒やしつつ、2日間集中して対局に臨みたい」
そして、いよいよ迎えた対局。豊島九段の先手で始まりました。勝負の行方もさることながら、話題となったのが「勝負めし」。藤井名人は全38種類の中からメニューを選びました。店に向かうと、さっそく反響があったようです。