九州有数の梨の産地、大分県日田市で「日田梨」の旬入りが宣言されました。
大分県日田市では毎年「幸水」の出荷時期を迎えると「旬入り式」を行っています。式ではキャンペーンレディがハサミを使って梨を収穫し、その後旬入りを宣言しました。今年は記録的に早い梅雨明けでしたが、雨や暑さの影響はなく、遅霜やひょうの被害はあったものの順調に育っているということです。

(JAおおいた日田梨部会・小埜照明部会長)「一口噛んでグッと濃厚な味とシャリ感が特徴。爽やかな味だと思っておりますので自信をもってお届けしたい」
「日田梨」は7月から「幸水」を皮切りに、翌年の2月まで計8品種が出荷されます。2007年から本格的な販売が始まった「豊里」は大分県オリジナルの品種。販売開始は10月下旬からでクリスマスや歳暮などギフト需要として人気です。
「日田梨」の年間出荷量はおよそ3000トンを見込んでいます。