コロナ禍で校歌斉唱が取り止めとなる中、大分県日田市の高校では生徒たちの発案で手話で校歌を披露しました。
県立日田三隈高校では22日、各教室をオンラインでつないで終業式が実施されました。
コロナ禍前は学校行事の際に校歌を歌う機会がありましたが、現在は感染症対策として校歌斉唱の取り止めが続いています。
「校歌を一度も歌ったことがない」という生徒の声を受けて、家庭クラブや生徒会が中心となって手話で校歌を歌う練習が進められ、22日披露されました。
(生徒)「コロナ禍で歌えない中、みんなで1つになって手話をすることができてよかったと思います」「みんなで活動するということができなかったので、よかったなって思っています」
行事の延期や中止が相次ぐ中、生徒たちにとって貴重な思い出となったようでした。