ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。
NBCライブラリーに残る映像で振り返ります。
2024年現在、長崎市は「100年に一度の変革期」といわれ、長崎駅周辺の商業施設、宿泊施設や三菱重工幸町工場跡地を活用した長崎スタジアムシティの建設など、建設ラッシュが続いています。
しかし今をさかのぼること約40年前にも、この町では大きな再開発がありました。
昭和末期から平成にかけて、長崎のホテル業界は大手の進出などに伴い一段と激しい競争の時代を迎えていました。

昭和61年(1986年)2月、三角屋根と呼ばれて親しまれていた頃の長崎駅前です。

駅前の老舗ホテル、ニュー長崎ホテルビルの解体工事が始まっていました。


このビルは、映画館「ニュース劇場」や飲食店街の「味のタウン」、飲食店、土産品店や雑貨、ギフトなどの「長崎ビル名店街」が入っており、駅ビルの役割も果たしていました。



老朽化に伴うビルの建て替えで、この2年後の昭和63年(1988年)3月にホテルニュー長崎が新装オープン、中央大手のホテルニューオータニと業務提携した上で本格的な大型シティホテルに生まれ変わりました。


一方、長崎市宝町周辺ではボウリング場「セブンツーボウル」の跡地が更地になり広々とした土地が広がっています。



この場所には西武鉄道グループのプリンスホテルが進出することになり、昭和63年(1988年)から建設工事が始まりました。