日本一の味噌を決める鑑評会で長崎県大村市に工場を構える長工醤油味噌協同組合が出品した「長崎みそ」が最高賞に輝き、5日、長崎県に受賞を報告しました。

日本一に輝いた「長崎みそ」10年の歳月をかけて開発された麦「長崎御島(ながさきみしま)」を使い、上品な香りと甘みが特徴です。
64回目となる全国味噌鑑評会は、味噌を作る技術を競うもので、今年度は12部門に313点が出品されました。

創業83年の長工醤油味噌協同組合が作った長崎みそは、味と香りが評価され『麦みそ部門』で最高賞の農林水産大臣賞に輝きました。29年ぶりの日本一です。


長崎県 浦 真樹 副知事:
「麦そのものの美味しさというか、それがよく味噌に反映されている。その美味しさが感じられる」

長工醤油味噌協同組合 宮崎 太樹 理事長:
「(鑑評会に)出し続けても中々、一歩及ばずだったところを、今年何とか獲れた。毎年技術の向上、品質の向上をして社員皆さんでそこに向かっていった努力の結果かなと」

今回日本一となった麦みそは鑑評会用に作られたものですが、同じ原材料を使った麦みそは長崎県内のスーパーでも購入できるということです。