ユネスコの無形文化遺産に登録されている中国の伝統音楽で長崎にもゆかりがある「南音(なんいん)」と「古琴(こきん)」のコンサートが25日長崎市で開かれました。


平安時代、日本に伝わった「古琴(こきん)」。一時は衰退していましたが長崎市興福寺ゆかりの僧侶が蘇らせたとされています。そして華僑の故郷・中国泉州が発祥の木管楽器「南音(なんいん)」。コンサートはユネスコ無形文化遺産に登録されている2つの音楽の魅力を知ってもらおうと長崎大学が、中国からプロの演奏家を招いて開き、6曲が披露されました。やわらかく素朴な音色を奏でる「南音」と「古琴」のコンサートは、2月も長崎市内4か所で行われる予定です。