年内最後の年金支給日に合わせ、ニセ電話詐欺などへの注意を呼び掛ける防犯キャンペーンが、15日、長崎市で行われました。

防犯キャンペーンは、現金の取り扱いが増える年末年始に、ニセ電話詐欺などへの注意を呼びかけようと、長崎警察署と長崎新大工町郵便局が年金支給日に合わせて行い、警察官や郵便局員が、高齢者らに注意をよびかけるチラシなどを配布しました。

2023年、長崎県内でのニセ電話詐欺被害は、11月末時点で127件発生、被害額は2億8700万円あまりで、2019年以降の5年間で最も多くなっています。

長崎警察署渡辺潤生活安全課長:「電話とかでお金の話が出たら、家族や警察に相談をしていただければと思います」

郵便局では、日ごろからニセ電詐欺被害の防止のため、窓口での声かけを積極的に行っているということです。