帰省客が増える年末・年始を前に、11日、長崎港ターミナルで海上保安部などによるフェリーの安全点検が行われました。

点検が行われたのは長崎と五島・上五島を結ぶ九州商船のカーフェリー椿です。

長崎海上保安部と長崎運輸支局の職員が停泊中の船に乗り込み、救命胴衣や消火設備の設置状況をチェックしました。

また、事件・事故が発生した際の通報体制も確認し、運航会社により一層の安全運航を求めました。

長崎海上保安部の本野勝則部長は「特に離島で生活している方々にとっては重要な交通手段。安全安心の確保が重要であり、力をいれてやっている」と話していました。
旅客船の安全点検は12日以降、島原半島を発着するフェリーや佐世保を発着する高速船でも行われます。