11月定例長崎県議会が27日開会し、子牛価格の下落を受けた繁殖農家への支援事業費などを盛り込んだおよそ19億円の一般会計・補正予算案などが上程されました。

提案された一般会計・補正予算案は総額19億1112万円で、このうち子牛価格の下落で経営が圧迫される繁殖農家への緊急支援事業費として、およそ1億900万円。石木ダムの関係住民の生活再建にむけた新たな基金としておよそ10億2800万円が計上されました。

長崎県・大石知事「引き続き石木ダムの早期完成に向けて、佐世保市及び川棚町と一体となって、事業の推進に力を注ぐとともに、川原地区の皆さまにご理解とご協力をいただけるよう、努力を重ねて参ります。」

議会にはこのほか、県職員の初任給引き上げなど給与を改正する条例議案が上程されました。11月定例県議会は12月20日までで、一般質問は12月1日から行われます。
