長崎県内の高校で英語を教えるパーカー・ジョシュアさん(28)は、長崎県の教員採用試験にアメリカ人として初めて合格し、来春からは正式に県の教職員として働くことになりました。
漢字検定2級の資格ももつ努力家のパーカーさん。日本人以上に日本人らしい素顔を取材しました。

パーカー・ジョシュアさん:
「Hello! It's Joshua Parker from Amrica. こんにちは!アメリカ出身のパーカー ジョシュアと申します。よろしくお願いします」

パーカー・ジョシュアさんは、倍率が3倍近くとなった来年度の県教員採用試験を突破しました。

パーカーさん:
「マジか!って。”あの外国人”じゃなくて、“ちゃんとした先生”として認められるところがけっこう楽しみですね」

現在は、長崎北陽台高校で単年契約の常勤講師を務めています。

授業は英語の歌で始めます。
パーカーさん:「Please keep standing, sing a song.」

パーカーさん:
「Tはいろんな(発音の)形があるので確かめたいです。
Tは場所によって(発音が)変わります。(waterを示して)単語の真ん中のTは “ラ行”になります。
(次はpartyを示して)パーティーをよくする人は何ピ?」
「パリピ」
「そう。(ラ行が)日本語に入ってますよ。パリ、パリ」

ネイティブならではの視点で実用的な英語を楽しく教えることがモットーです。