経済的理由で修学が困難な状況にある学生を対象とした奨学金「長崎県育英奨学資金」に寄付した企業5社に感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは㈱アデリーズ、㈱リンガーハット、㈱不二家、㈱ナカムラホテルズ、㈱牛右衛門の5社です。5社が出資して作ったカレンダーの売上から合計100万円を寄付、県育英会から感謝状が贈られました。

長崎県育英奨学資金は、経済的理由で修学が困難な高校生と大学生を対象とした貸与型の奨学金で、1960年に始まり近年は毎年およそ千人が利用、返還金と寄付金で原資を賄っており、昨年度はおよそ370万円の寄付が寄せられました。
株式会社アデリーズ上山信一代表取締役社長は「子供達を社会みんなで守っていって頂きたいと思ってますし子供の貧困をなくしたい思いです」と話していました。
長崎県育英奨学資金には、来年度高校と大学に入学する6人の遺児からも申し込みがあり貸与が決まっているという事です。