■ オブザーバー参加を求め署名を提出

唯一の戦争被爆国を謳う日本政府のオブザーバー参加を求める動きは会議直前まで続いていました。

核兵器廃絶を求める若者たちで作る団体(KNOW NUKES TOKYO / カクワカ広島)が、『日本のオブザーバー参加を求めるデジタル署名活動』を行い、開始からわずか3日間で、2万1千人以上が賛同しました。

20日に開かれた『核兵器の非人道性に関する国際会議』が終了した直後、高橋 悠太共同代表が、外務省の軍備管理軍縮課長に示しました。

記者「(あすからの締約国)会議は聞いて帰られるんですか?」
外務省 石井 良実 軍備管理軍縮課長「いや、それは予定通り。そちらには参加しない」
記者「あした帰国のご予定なんですか」
石井 軍備管理軍縮課長「はい、そうです」

外務省 石井 良実 軍備管理軍縮課長:
「(8月に開催される)NPT(核兵器不拡散条約)で再度、ここで、はっきり核兵器国を引き出す、関与させる、と総理も何度も仰ってますし、そういった方針のもとで、我々もがんばる」