中国盆、最終日の12日、長崎県・長崎市の崇福寺ではお金に見立てた金山銀山を燃やし、先祖の霊を見送る儀式が行われました。
豪華な料理で先祖をもてなしました。
別れを前に、お経を唱え、供養します。

12日までの中国盆の間、崇福寺には多くの華僑が訪れました。
お金に見立てた金山銀山です。

華僑の高齢化や参拝客の減少により、今年から手間・暇がかからない段ボールに変更されました。
先祖の霊があの世で不自由しないようにという思いを込め、金山銀山を燃やします。
炎は勢いよく、空高く燃え上がり先祖の霊をあの世へと送り出します。

長崎市に住む華僑
「最近兄を亡くしたものですから初盆で、今年久しぶりに来ました。また、来年会いましょうねって気持ちです。」

燃え上がる炎と爆竹の音がにぎやかに響く中、今年の中国盆も終わりました。