基礎部分の岩盤に手を入れていた!
今回、佐世保市が無線塔の長期保存に向け、去年から行った調査の結果です。

無線塔の基礎の下には岩盤があり、大まかにいうと無線塔は、その岩盤の上に乗る形で建っています。
ここに安定して乗るよう工夫がありました──

岩盤の地表側は平坦になるよう削られ、その上に薄いコンクリートが敷かれ、塔の底の部分とが きれいに接合するようになっていたのです。
岩盤に、無線塔が安定して乗り、建っていられるよう、見えない部分で様々な加工が施されていたことが分かってきました。

佐世保市教育委員会 松尾秀昭さん:
「100年前の人だちがどうやって苦労しながら作り始めたのか。
作っていく中でどういったものを形にして、巨大な建造物を作ったのか──
想像することしかできなかったものが(今回)実際に見られて、まだわからないことだらけですので、調査の中で(それらの謎の)一端が分かることができたらいいなと」

佐世保市では今月9日と10日、一般市民向けに、今回調査した基礎部分を特別公開することにしています。
天にそびえるその姿だけでなく、地下に埋まった様々な工夫と 古の技術者たちの努力が、針尾無線塔の不思議な魅力をさらに増大させます。








