ドン・キホーテの新業態「ロビン・フッド」がついにオープンしました。いまや“スーパー戦国時代”。各社力をいれています。

報告
「オープン1時間前にもかかわらず、お店の前には行列が出来ています」

午前9時の時点で、並んだ人数はおよそ500人。ドン・キホーテの新業態、食品強化型のロビン・フッド。その1号店が、きょう愛知県あま市にオープンしました。

女性
「買いすぎちゃいました、安くて」

ロビン・フッドの特徴は「コスパとタイパ」。1つ85円の「おにぎり」に、1本106円の「手羽先」。300円台で買える「お弁当」も魅力です。

さらに、バイキングコーナー。1杯214円の讃岐うどん。だしは「関東風」と「関西風」があり、ネギやワカメなどは無料で乗せ放題。天ぷらもトッピングするなら、ちょっとお得に買える仕組みです。

そして、生鮮コーナーでは「楽」や「速い」の文字が。焼くだけで完成する「魚料理」に、レンジでトレイごと温めるだけの「肉料理」も登場。とにかく手間いらず!「“楽”で“速い”」を重視したオリジナル商品も注目です。

子どもを4人もつ女性
「お米が安く買えたら嬉しいなと思うけど、あるかなと思って」

近所に住む4人の子どもをもつ女性。まず、向かったのは…

子どもを4人もつ女性
「ここ、ここ、もうみんな来てる」

総菜コーナーです。

子どもを4人もつ女性
「これがデラックス?」
店員
「こちらの箱の方ですね」
子どもを4人もつ女性
「これをきのう見て、おいしそうだなと思って」

手に取ったのは「うみゃ~棒」。肉巻きおにぎりを串に刺したワンハンドグルメです。衣をつけて揚げた「デラックス」を3つ、通常タイプの「うみゃ~棒」を1つ購入しました。

次々と商品をカゴに入れていく女性。子どもが4人いるため、食費を少しでも抑えたいと話します。

子どもを4人もつ女性
「やばい、安い、どうしよう」

1個96円のパンを大量にカゴへと入れていき、最後に食パンも1袋追加。その結果…、なんと、1回の買い物で3万円超えです!

ドンキの新業態オープンによって、スーパーの勢力図はどう変わっていくのでしょうか。

ドン・キホーテ運営会社は中堅スーパーの「オリンピック」を買収すると発表。オリンピックの店舗の半分程度をロビン・フッドに転換する見通しで、来年には首都圏へ。さらに2035年までに最大300店舗まで増やす計画です。

激化する“スーパー戦国時代”。これまで地方を拠点としていたスーパーも首都圏に続々進出しています。

岐阜県や愛知県を中心に249店舗を展開するスーパー「バロー」は去年、関東に初出店。

お客さん(去年11月)
「お魚コーナーは、まず絶対に見ますね。(1匹丸ごとでも)1日でぺろっといっちゃいますね」

ウリは、常時30種類以上の魚を取り揃えた、まるで市場のような鮮魚売り場!今年中に関東に、もう1店舗出店する予定だそうです。

さらに、群馬の大手スーパー「ベイシア」も今年、新業態をオープン。そのターゲットは「おひとりさま」です。

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「こちらの売り場では卵を1個から。そして、納豆は1パックから購入することが出来ます」

小分けされた商品を購入できるようになっていて、バナナは1房ではなく1本で42円。味付けされたお肉も小さいサイズで売られています。

ベイシア 小型業態営業事業部 橋本泰孝 事業部長
「独自路線として“ひとりの食事”というものをターゲットにやっている」

2027年度中には、コンビニサイズの店舗で東京初進出を目指しているといいます。

そして、首都圏の小型スーパー競争に新たに参戦する企業も。それが大手コンビニチェーンのローソンです。ローソンは鮮度にこだわった野菜や精肉、冷凍食品などを低価格で提供する小型スーパー「Lミニマート」を今年8月までに首都圏に出店すると発表。

ローソン 竹増貞信 社長
「何の特徴も無いのが特徴であるようなお店にしたい。“空気や水”のような『マート』を作ってみたいと」

「小型スーパー」をめぐっては、イオンが「まいばすけっと」の出店を加速するほか、ITが強みの「トライアルGO」も東京に初進出を果たしていて、スーパー業界の“戦国時代”に今後も注目が集まりそうです。