大手乳製品メーカーと行政、大学が連携し、五島市民を対象に進めてきた『健康寿命』を延ばすための研究報告会が行われました。

五島から健康と長生きについて考える「健康寿命延伸プロジェクト」。

五島市と長崎県立大学、森永乳業などが協定を結び『健康寿命』に関する調査研究を進めています。

9日は、20~74歳までの五島市民およそ300人を対象に、生活習慣や腸内環境などを調べた結果が報告されました。

報告によると、五島市民は腸内細菌の『多様性』が低い傾向があり、“生魚”や“かんきつ類”を多く摂取する食習慣が、その要因と考えられるということです。

バランスのとれた食生活で、“腸内細菌の多様性”を高めることが健康につながるとされており、五島市では今後の取り組みに活かしたいとしています。