長崎県内では30日から断続的に雨が降り続き、諫早市と長崎市では100ミリを超えました。
長崎市では民家の屋根が崩落する被害がありました。

酒井晶央記者:
「午前5時の長崎市です。雨風共に非常に激しく、先ほど、土砂災害警戒情報も発表されました」

梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で長崎県内では大雨となりました。

30日午前2時の降り始めからの雨量は、1日午前5時までに
・諫早で129ミリ
・長崎市南山手町で101ミリ
・大村で84ミリとなっています。


100ミリを超す雨が降った長崎市では家屋への被害が出ています。

1日午前7時20分頃、長崎市西山1丁目で民家の屋根が崩落したと付近の住民から消防に通報がありました。
崩落したのは木造平屋建ての民家の屋根で、この家には50代の男性が1人で住んでいましたが、午前0時過ぎから仕事で外出していて無事でした。

付近に住む家の持ち主:
「もともと古い家だから早く解体しないといけないなと思っていたところだったんですよ」

県内に出されていた大雨警報は午前8時過ぎに解除されましたが、県内では大気の状態が非常に不安定となっています。
気象台は1日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけています。
これまでの雨で地盤が緩んでいる所があります。引き続き土砂災害に注意してください。