NBCの『Pint!』で29日午後6時15分頃から放送した大雨に関する情報です。
住吉 光アナウンサー:
長崎県内は7月1日(土)にかけて“激しい雨”や“非常に激しい雨”が断続的に降り大雨となるおそれがあります。
気になる今後の降り方を平地気象予報士とお伝えしていきます。
現在の外の様子を中継で伝えてもらいます。

早田 紀子アナウンサー:
長崎駅東口に来ています。現在は雨は降っていません。道行く人も傘を差さずに歩いています。
ただ私、こちらに午後5時半頃に来たんですけれども、その時には傘を差さないと、しっかり濡れる程の雨が降っていまして、時折強い風が吹いて、傘が飛ばされないよう、両手でしっかりと握って歩く人の姿が見られました。
先程、駅構内にあるコンビニストアで、慌てて傘を買っていらっしゃる関西方面からの観光客の方にお話を伺ったんですけれども、この後、大雨が予想されているということで、残念だけれども観光はあきらめて、ホテルでゆっくり過ごそうかなというふうにおっしゃっていました。

空を見上げると、灰色の雲が北の方角に向かって速いスピードで流れています。
この後、強い雨が降りだす恐れもあります。
まだ明るいうちに皆さん備えをしっかりと行ってください。以上、中継でした。
平地真菜気象予報士:
現在は雨が降っていないということでしたが、この後も天気が変わりやすく、30日にかけて、徐々に梅雨前線が活動活発になり、急に雨が強まる時間がありそうです。



雨雲の様子を30日の朝から見ていきますと、朝6時~午前11時にかけて、ところどころに活発な雨雲が予想されています。


さらに30日の正午~午前4時と、南部や北部を中心に黄色の表示です。
雨が強く降るエリアが予想されています。




午後5時~午後9時、断続的に雨が降ったり止んだりとなりそうです。



今回の大雨のピークは、6月30日の午後9時ごろから日付が変わって7月1日(土)の午前6時頃までとなりそうです。
特に長崎県から熊本県にかけて活発な雨雲のエリアが予想されています。

今回は夜の間に雨が強まる恐れがあります。
長崎南部・北部では30日午後9時頃から1日午前6時頃まで“非常に激しい雨”が降るかもしれません。
住吉:ちょうど寝ている時間帯にピークが重なりますよね。
平地:そうなんです。特に土砂災害などの危険度が急に高まる恐れがありますので、土砂災害の危険度の高いエリアにお住まいの方は、30日の明るいうちに安全な場所に移動するようにしてください。

さらに今回は、7月1日までで大雨が終わらないのが特徴です。
この先の予報を見ていきますと、傘マークがずらっと並んでいます。
いったん日曜日、雨が小康状態になりますが、日曜日から月曜日にかけて次の大雨のヤマがありそうです。