アメリカ海軍の原子力潜水艦が27日、佐世保に入港し、新型コロナの流行後初めて岸壁に係留されました。岸壁への接岸は3年4か月ぶりとなります。

佐世保に入港したのはアメリカ海軍の原子力潜水艦「アッシュヴィル」6080トンで午前10時佐世保港内の赤崎岸壁に接岸しました。

入港の目的は乗組員の休養や物資の補給とみられています。原子力潜水艦の佐世保寄港は先月18日の「ジェファーソンシティ」以来1か月ぶりですが新型コロナの感染拡大以降沖合いで停泊する一時寄港が続いていたため岸壁に接岸するのは2020年1月以来3年4か月ぶりです。

アメリカ軍の動向を監視している市民団体「リムピース」によりますと「アッシュヴィル」は先日佐世保に入港した原子力空母「ニミッツ」を護衛する随伴艦で今回は空母との入港時期をずらした分散寄港ではないかとみています。