今月19日から5日間にわたり佐世保に寄港していたアメリカ海軍の原子力空母 ニミッツが23日朝、出港しました。

湾の中央部に停泊していた原子力空母 ニミッツは、乗組員の休養や物資の補給などを終え、23日午前10時すぎ錨地を離れました。


ニミッツは、2022年11月にアメリカを出港し、西太平洋やインド洋での監視活動の途中、佐世保港に入ったもので、広島で開かれたG7サミットに合わせた寄港ともみられています。

停泊中はおよそ4,800人の乗組員が下船。
佐世保の繁華街では、警察官が警戒に当たるほどの賑わいとなりましたが目立ったトラブルは報告されていません。

なお、原子力規制庁が行った佐世保港周辺での放射線調査では、特に異常値は測定されませんでした。