長崎県五島市の鬼岳では、ゴールデンウィーク恒例のバラモン凧揚げ大会が開かれ、多くの人で賑わいました。

大人の背丈ほどのバラモン凧が、大空に舞い上がります。

バラモンとは「元気もの」を表す五島弁で、凧には鬼に立ち向かう勇ましい武者の後ろ姿が描かれているのが特徴です。

五島では男の子の初節句を祝い、バラモン凧を贈り、凧をあげる風習があります。


凧作りに初めて挑戦した若い女性の姿もあり「竹を切るところから始めて、骨組、絵付けをした。凧が上がってるのを見て嬉しい。最高です」と話していました。

この日は、凧あげに最適な風も吹き参加した3,000人は、歓声をあげながら連休の一日を楽しみました。