およそ400年前から続き、長崎県佐世保の “初夏の風物詩”ともなっている早岐茶市が、今年は日程を変更して5日から始まりました。

(呼び込みの声)
「はいどうぞいらっしゃい。今日からよ~早岐の茶市をどうぞ」         

「いらっしゃい、お茶はこちら八十八夜の新茶、はいどうぞ」

早岐瀬戸沿いの海岸通りで開かれる「早岐茶市」。
ことしは80店舗ほどが軒を連ね、お茶や海産物などが市価より安く販売されることもあり、買物客らで賑わっていました。

店員「お茶を詰め放題よ、詰め放題。気合入れて詰めんば。(袋は)広がらんとやけんね」
「広がらんとね。広げようと思うたとに」

早岐茶市はこれまで曜日に関係なく、7日~9日の日程で開かれていましたが、今年初めて金・土・日の週末開催にかわりました。

客:
「毎年楽しみにしてます。こうやってお店並ぶところも なかなか今は少なくなってますしね」
「ちょうどお休みの日と重なったので 私は行きやすくなったです。子供と一緒に来れるので」

早岐茶市、『初市』は5~7日の3日間 開かれ、その後は12日から『中市』、26日から『後市』が開かれます。