西村明宏環境大臣がこのほど長崎県対馬市を訪れ、海岸に漂着するごみの現状などを視察しました。

3日までの2日間で壱岐市と対馬市を視察した西村明宏環境大臣。

対馬市厳原町では人工飼育されているツシマヤマネコを野生に復帰させるための訓練施設を訪れたほか、市の西側の海岸で漂着する海ごみの現状を視察。

プラスチックごみなどを燃料として再利用する市の取り組みについて説明を受けました。

西村 明宏 環境大臣:
「このまま放っておくと2050年には、海にいる魚の量をこえる海ゴミが増えるといわれておりまして、対馬の『分別してリサイクルできる取り組み』は非常に先進的でありますので、しっかりサポートしてまいりたいと思っております」

西村大臣は大石 賢吾 長崎県知事や比田勝 尚喜 対馬市長とも面会し、地域活性化に向けた国定公園の拡充についても意見交換しました。