ゴールデンウィークが始まりました。オランダと交易のあった長崎市の出島でオランダ国王の誕生日を祝う「オラニエ・フェスティバル」が開会しました。

出島では2011年から「オラニエ・フェスティバル」が開催されています。

シーボルトが長崎に来てから200年の節目に当たることしはシーボルトのお抱え絵師、川原慶賀が江戸後期に描いた『長崎湾の出島の風景』が初公開されました。

緻密な描写を得意とし「カメラを持たない写真家」とも評される川原慶賀の屏風絵を長崎市が複製しました。

出島復元整備室山口美由紀専門官:「出島の変遷もこの絵画から知ることができますし、オランダ船も本当に細かく描かれていることがわかりますので、詳細を見ていただくといいかなと思います」

また、特別展示としてオランダ出身のアーティストが出島で出土した磁器から発想を得て描き上げた絵画展も行われています。