5月に開かれる"G7長崎保健大臣会合"を前に、28日、長崎港で海上保安庁などによるテロリスト対応訓練が行われました。

逃走するテロリストを特殊部隊が制圧──
訓練では連携の確認も行われました。

訓練には海上保安庁と県警、税関から合わせて86人が参加しました。

第七管区海上保安本部 宮本 伸二 本部長:
「G7長崎保健大臣会合については、残すところ、あと15日になりました。
世界各地から訪れる要人の安全を確保するという、強い決意をもって本訓練に参加していただきたい」

訓練は、G7会場となる出島メッセに、武装したテロリストが船で向かってきたという想定で行われました。

海上を逃走するテロリストを、第七管区海上保安本部の特殊警備隊が小型船で追跡。

銃撃戦での制圧や、県警や税関との連携などが確認されました。

第七管区海上保安本部 宮本 伸二 本部長:
「それぞれの機関において、それぞれの能力をしっかり発揮するということで、十分な警部ができるかと思っております」

長崎県警察本部 中村 亮 本部長:
「当日まで、しっかり私どもの対応をしていきたいと考えております」

G7長崎保健大臣会合まで、あと15日。
本番に向け、警備部門の緊張も高まっていきます。