8月9日の平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表を選定する審査会の一次審査が、21日、長崎市で行われました。

一次審査は、被爆者や学識者ら5人の委員によって、非公開で行われました。

長崎の被爆者の代表が、8月9日の平和祈念式典で、自らの被爆体験や核兵器廃絶への思いを世界に発信する「平和への誓い」。

今年の応募者数は、2017年の公募開始以来最も少ない7人で、一次審査では、被爆体験や平和活動歴など応募者が書いた書類をもとに、候補が5人に絞られました。

「平和への誓い」代表者選定審査会・調 漸 会長:「(応募者が)少ないということについては残念なんですけれども、被爆地から被爆者が発信するということは、世界に向けてきわめて重要なメッセージになると思います」

絞られた5人の候補者に対しては、5月下旬、最終審査となる映像審査が行われ、代表者1人が選ばれます。