それぞれの分野で活躍し、功績を残した人たちに贈られる春の褒章が、28日、発表され、長崎県内では個人7人が受章しました。

長崎県内の受章者のうち、業務に励み、模範となる人に贈られる黄綬褒章には、対馬市の農林業・緒方公洋さんら、3人が選ばれました。

緒方さんは、1994年から、対馬市で、原木しいたけ栽培の改革に励み、栽培管理技術の普及を進めるなど、長年にわたって対馬しいたけの振興対策に取り組んできました。

社会福祉や公共の事業などに尽力した人に贈られる藍綬褒章には、佐世保市の元小売物価統計調査員・中尾国美さんら、4人が選ばれました。

褒章の伝達式は、来月から再来月にかけて、県庁や関係する省庁で行われる予定です。