2年半にわたって空き店舗となっていた長崎市平和公園そばの「被爆者の店」の跡に、28日、新店舗がオープンしました。

ブロンズ製の平和祈念像から名付けて『Blue Bronze Store(ブルーブロンズストア)』。
「被爆者の店」の跡に、28日、新たな平和の拠点が生まれました。

前店舗の「被爆者の店」は、テナント料が被爆者団体の一つ・長崎被災協の活動資金に充てられていましたが、新型コロナによる経営不振で、2年半前に業者が撤退。長崎被災協が、新たなテナントを探していました。

軽食や雑貨などを扱う新店舗は、長崎市内でセレクトショップを営む吉田さんらが手掛けます。

Blue Bronze Store 吉田佳代子さん:
「日常を楽しんでいただきたいっていうコンセプトでずっとやってきた店なんですけれど、その日常のありがたさっていうのを、ここで感じていただけたらいいな、ほっとしていただけるような場所であったらいいなと思います」

店内には、アトリエやイベントスペースも設けられていて、営業時間は、午前9時から午後5時までとなっています。