日銀長崎支店は4月の長崎県内の景気について「緩やかに回復しつつある」として6か月ぶりに判断を引き上げました。

日銀長崎支店は4月に発表した金融経済概況で、県内の景気全体について「緩やかに回復しつつある」として6か月ぶりに判断を引き上げました。要因は「個人消費の回復」で、一部に物価上昇の影響が見られるものの「緩やかに回復しつつある」としています。


また、観光については2月の主要なホテル・旅館の宿泊者数が前年を上回るなど、「回復のペースが速まっている」としています。


今後の見通しについて日銀長崎支店は「感染症の影響は和らぐことが期待されるものの、物価上昇などの影響を注視していく必要がある」としています。