長崎市長選挙に当選し、16年ぶりの新市長となった鈴木 史朗市長が、きょう初登庁しました。

前の市長が建設を進めた真新しい庁舎で、職員らに出迎えられました。

鈴木 史朗新市長は長崎市出身の55歳。

選挙戦では現職市長の支援のほか、自民・公明の推薦も受けた組織戦で6万5千票あまりを獲得し、当選しました。

31年間、国土交通省で中央行政に携わった経験とネットワークを活かし、町の活性化に手腕を発揮することが期待されています。

鈴木 史朗新市長:
「緊張しますね。課題解決の責務を負っていることを改めて感じています」

新市長は、被爆後の復興を導いた田川 務 元市長の孫で、海外の大学で学んだ経験も持っており「被爆地の声」の発信強化も期待されます。