4期16年に渡って長崎市政の舵取りをつとめた田上富久市長が25日、任期満了の日を迎えました。

田上市長は、2007年に伊藤一長前市長が市長選の最中に銃撃され、死亡した事件を受けて急きょ立候補し、市の統計課長からトップに就任。そこから4期16年市政のリーダーをつとめました。
田上市長:「まずは、この時間を与えて頂いた市民の皆さまに、心から感謝したいと思います。4期16年間ありがとうございました。」

Q.16年を振り返って
「“進化”の16年だったと思っています。どちらの方向に進んだらいいのかをみんなで考えながら、知恵を集めて進化させてきた16年だったと自分の中では感じています」
Q.新市長への思い
「非常に積極的な方なので、私が申し上げなくても動かれると思いますけど、ぜひ現場をたくさん見て、たくさんの人とお話をして、現況をつかむということから始めて頂ければと思います」

職員時代から数えて42年半に及んだ田上市長の市役所生活。25日午後行われた「退任式」では、職員や議員に感謝を伝えました。