23日に行われた長崎市長選挙で16年ぶりとなる新市長が選ばれました。
新人の4人が立候補した長崎市長選挙は、前九州運輸局長の鈴木史朗さんが前県議の赤木幸仁さんに1万500票あまりの差をつけ当選を果たしました。

「ばんざーい!」
選挙戦では、31年間の国土交通省勤務で築いた人脈や経験を活かし人口減少を食い止めると訴え、田上市長の支援の他、800以上の団体の推薦を受けて組織戦を展開し逃げ切りました。
鈴木史朗さん:「貴重な一票を投じて下さいました市民の皆様、本当にありがとうございました」
当選から一夜明け、鈴木さんは、新市長としての決意を新たにしていました。
鈴木史朗さん:「人口減少問題、これをですね、まず優先事項。その成果が4年間の間に目に見えるようにしっかりと取り組んでいきたいと。その気持ちを改めて強く持ちました。」
今回、長崎市長選挙の投票率は47.18%と戦後最低を更新。市政への関心をどう高めるかも新市長に問われます。