ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。
NBCライブラリーに残る 昭和40年代の貴重な映像の一コマです。

以前、ユウガクで静止画を公開したところ大反響があった、幻の遊園地『長崎スカイランド』の動画映像をNBCのライブラリー室が発掘しました!
55年前の春、昭和43年(1968年)3月下旬に撮影された行楽地のニュースフィルムには、お宝映像が詰め込まれています。

当時、長崎市の三景台にあった遊園地『長崎スカイランド』です。
1967(昭和42)年、長崎市三景台町に長崎初の大型レジャー施設として開業。
4年間だけ存在した 昭和を知る長崎市民には『幻の遊園地』です。
撮影されたこの日は家族連れなど5,000人が詰めかけました。
市街地を一望できる観覧車は、遊園地のシンボルでした。

その他にも、園内を巡るゴンドラや象さん列車、子どもたちに大人気のゴーカートなど…遊具はどれも懐かしく、昭和レトロのオンパレードです。
長崎スカイランドは遠くに天草灘を望む眺望抜群の山の上に、屋外プールや観覧車、ゴーカートなど、各種遊具が揃った本格的な遊園地でした。
しかし、相次ぐ台風による被害等で経営が悪化──
4年で姿を消し、現在は住宅団地となっています。
もう一つは、同じく長崎市の高台…春に ”ハタ揚げ”を楽しむ人で賑わう、唐八景での一コマです。
今回、イチ推しの唐八景での映像は、若者たちのフォークダンスです。

ひと昔前、野外なら ”ラジカセ” を鳴らしながら、となりそうですが… この時はまだ ”レコードプレイヤー” を持ち込んで曲をかけ、男女でダンスを楽しんでいます。きっと、定番のオクラホマ・ミキサーやマイム・マイムを踊っていたのでは…?

春の行楽日和の一日、集まった若者たちは会社の同僚?それともサークル仲間の学生だったのでしょうか?
放送局が撮影した 長崎の映像を配信している“ユウガク”より